「ごめんなさい…」



謝ると、飛鳥先輩は私の頭をポンポンと優しく撫でてくれた。



嬉しかった。


温かくなった。



先輩と、初めて仲良く慣れた気がした。




壁がなくなった気がした。




「陽菜ちゃん、これから仲良くしてくれる?」


「……もちろんです!!!」



飛鳥先輩、ありがとう。