私の言葉を合図に、鷹匠先輩は私の右手を掴んでお化け屋敷の出口でダッシュで駆け抜けていく。 先輩って、やっぱりすっごく足が速いんだなぁ…。 私、何もしてないのにいつの間にか、出口の光が見えて来てるんですけど。先輩が引っ張ってくれたから。 「はぁー…疲れたっ」 体力的には疲れてないであろう鷹匠先輩。たぶん、ある意味疲れてるよね。 「でも、先輩がお化け怖がるなんて、何だか意外ですよね」