2人の王子様




_ギュッ


震えている陽菜をそっと俺の胸の中におさめる。今にも崩れ落ちそうな陽菜を支えながら…。



「…たか、じょ…先輩…」


「怖かったな…、陽菜。大丈夫か?」


「…ふぇえええ…鷹匠先輩、怖かったよぉ…」


「もう、大丈夫だから」



不安にさせたくない、怖がらせたくない、壊したくない……。



「…陽菜、お前が好きだ-…」