あ……無断外泊じゃなかったや


でも帰らなきゃ!!



「七瀬!! あたし、もう帰らないとだから。」


「ん、分かった。じゃあまたな。」






そう言ってあたしにそっと触れるだけのキスをした



それだけであたしの顔は赤さはMAXに





「なな、何してっ……?!」


「え、キス? 付き合ってんだから普通じゃね?」





ーっ!!


さらっと言うな、バカ!!



でもそんな風に言ってくれることが、ちょっと嬉しかったりする



あたし、変態じゃん!!


今の止め止め!!




「じゃあ……うん、またね!!」


「ん、またな。」




挨拶してあたしは家を出た