王子の瞳が、決意に満ち、生まれ持った気品と威厳とをもって輝くのを、あたしは、とても素敵でかっこいいと思って見つめていた……。
すると、王子がこっちを見て、
「君に話があるんだ。
今夜、オレの部屋に来てくれないか?」
言って、あたしをじっと見つめてきた。
それで、あたしがOKすると、王子はドアの方へ歩きかけ、ふっと、クリスを見ると、そのまま部屋から出て行った。
──夜。
あたしは、言われた通り、王子の部屋へと向かった。
「やあ」
部屋に入ると、王子がそう言って迎えてくれた。
王子は、ゆったりとしたソファに身を埋め、長い脚を持て余すようにして座っていた。
それは凄く綺麗で、少し思い詰めたような表情が、より一層、王子の美しさを際立たせていて、あたしは思わず、見惚れてしまったくらいだった。
そこで、あたしがボーっと見惚れて立っていると、王子は、ソファから身を起こし、あたしの所まで来ると、あたしをソファに座らせてくれた。
そして、王子も、あたしに向かい合うように座ると、じっと、あたしを見て話を始めた。
すると、王子がこっちを見て、
「君に話があるんだ。
今夜、オレの部屋に来てくれないか?」
言って、あたしをじっと見つめてきた。
それで、あたしがOKすると、王子はドアの方へ歩きかけ、ふっと、クリスを見ると、そのまま部屋から出て行った。
──夜。
あたしは、言われた通り、王子の部屋へと向かった。
「やあ」
部屋に入ると、王子がそう言って迎えてくれた。
王子は、ゆったりとしたソファに身を埋め、長い脚を持て余すようにして座っていた。
それは凄く綺麗で、少し思い詰めたような表情が、より一層、王子の美しさを際立たせていて、あたしは思わず、見惚れてしまったくらいだった。
そこで、あたしがボーっと見惚れて立っていると、王子は、ソファから身を起こし、あたしの所まで来ると、あたしをソファに座らせてくれた。
そして、王子も、あたしに向かい合うように座ると、じっと、あたしを見て話を始めた。