王宮に戻る途中、街の様子がいつもと違うみたいに思う。
それは、王宮に近ければ近い程で、なんだか人々の数が増えて、活気が出ているみたいだった。
お祭りでもあるのかしら?
「え!?
戴冠式?
ってことは、ルイス王子が、王様になるんだねっ!」
「はい。そうなります」
王宮に戻ると、フェルミナさんが説明してくれた。
「王子は、明日で18歳になられます。
以前にも説明させていただいた通り、シリウスでは、18歳にならねば王位は継げないのです。
逆に言いますと、18歳になれば王位に就くことが出来るのです。
これから先、また、いつルドルフの様な者が出るか解りません。
ですから、一刻も早く戴冠され、王位を継ぎ、シリウスを守っていってもらいたいのです」
それは、王宮に近ければ近い程で、なんだか人々の数が増えて、活気が出ているみたいだった。
お祭りでもあるのかしら?
「え!?
戴冠式?
ってことは、ルイス王子が、王様になるんだねっ!」
「はい。そうなります」
王宮に戻ると、フェルミナさんが説明してくれた。
「王子は、明日で18歳になられます。
以前にも説明させていただいた通り、シリウスでは、18歳にならねば王位は継げないのです。
逆に言いますと、18歳になれば王位に就くことが出来るのです。
これから先、また、いつルドルフの様な者が出るか解りません。
ですから、一刻も早く戴冠され、王位を継ぎ、シリウスを守っていってもらいたいのです」