「みんなの方が、よっぽど無茶してたくせに」
そう言って反撃しても、
「あんたトロいんだから、あたし達とは別なのよ」
そう言われてしまった。
クスン。
そんな、はっきり本当の事言われると悲しいわ。
あたしだって好きでトロいんじゃないもんっ。
そうやって、あたし達が騒いでいると、王子とクリスが2人で何か話してた。
でも、その様子はちょっと普通じゃなくて、あたしは心配になって、話の輪に入ろうと思って話しかけた。
「2人で何話してるの?」
そしたら、クリスが思いつめたような、すがりつくような眼であたしを見た。
「どうしたの!?
ちょっと、王子!?
クリスとなに話してたの?
ねえ?
2人ともどうしたの?」
気になって問いただすと、反対にクリスに聞かれてしまった。
「はるかは誰かを好きになった事ある?
夜も眠れなくなるほど、誰かを好きになった事ある?」
思わず答えに詰まっていると、今度は王子が言ってきた。
そう言って反撃しても、
「あんたトロいんだから、あたし達とは別なのよ」
そう言われてしまった。
クスン。
そんな、はっきり本当の事言われると悲しいわ。
あたしだって好きでトロいんじゃないもんっ。
そうやって、あたし達が騒いでいると、王子とクリスが2人で何か話してた。
でも、その様子はちょっと普通じゃなくて、あたしは心配になって、話の輪に入ろうと思って話しかけた。
「2人で何話してるの?」
そしたら、クリスが思いつめたような、すがりつくような眼であたしを見た。
「どうしたの!?
ちょっと、王子!?
クリスとなに話してたの?
ねえ?
2人ともどうしたの?」
気になって問いただすと、反対にクリスに聞かれてしまった。
「はるかは誰かを好きになった事ある?
夜も眠れなくなるほど、誰かを好きになった事ある?」
思わず答えに詰まっていると、今度は王子が言ってきた。