「何それ?」
泉が首を傾げると、
「そうですか」
フェルミナさんはそう言って、あたしの方を見た。
「あなたが、はるか様なのですね」
そう言われて、あたしはコックリうなずいた。
「私達は、あなた方にもお判りの通り地球人ではありません。
いえ、もっと正確に言えば、今は地球人ではありません。
...今から約12000年前。
地球においても伝説として残っているでしょうが“ムー”“アトランティス”と呼ばれた2つの国が滅亡したと言われています。
私達の祖先は、その内の“ムー”と呼ばれた国から、今の私達の母星である“シリウス”に逃れてきた来た人々なのです。
私達の祖国であった“ムー”は、何らかの異変によって滅亡への道を辿ることになってしまい、人々は第二の祖国となる地を求めて宇宙へと飛び立ったのです。
彼らは高度な科学技術を持っていましたが、争いを嫌ったため他国へ行くことをせず、宇宙へと希望を求めて旅だったのです。
泉が首を傾げると、
「そうですか」
フェルミナさんはそう言って、あたしの方を見た。
「あなたが、はるか様なのですね」
そう言われて、あたしはコックリうなずいた。
「私達は、あなた方にもお判りの通り地球人ではありません。
いえ、もっと正確に言えば、今は地球人ではありません。
...今から約12000年前。
地球においても伝説として残っているでしょうが“ムー”“アトランティス”と呼ばれた2つの国が滅亡したと言われています。
私達の祖先は、その内の“ムー”と呼ばれた国から、今の私達の母星である“シリウス”に逃れてきた来た人々なのです。
私達の祖国であった“ムー”は、何らかの異変によって滅亡への道を辿ることになってしまい、人々は第二の祖国となる地を求めて宇宙へと飛び立ったのです。
彼らは高度な科学技術を持っていましたが、争いを嫌ったため他国へ行くことをせず、宇宙へと希望を求めて旅だったのです。