「ひょっとして聞いてたとか?
それでもって、泉って、人の心の中が見えるとかっ!?」
びっくりして、滅茶苦茶な事を言うと、泉は、バカねぇという風に笑って、あたしの質問に答えてくれた。
「別に立ち聞きしてたり、心の中を見たりなんてしないし、もちろん出来ないわ。
でもさ。
あたし、はるかと何年付き合ってると思ってんの?
はるかの考えてることぐらいお見通しよ。
それに、今までの状況から考えて、こうなることぐらい解ってたわ。
あたしだけじゃなくて、フェルミナさんも、クリスも、まあ、王子本人は除くとしても、解んなかったのは、はるかだけって事になるわね」
うっ。
皆わかってたなんてっ。
解ってなかったのはあたしだけって。
それじゃ、あたしって、すっごいニブかったって事?
あたしがそう言うと、
それでもって、泉って、人の心の中が見えるとかっ!?」
びっくりして、滅茶苦茶な事を言うと、泉は、バカねぇという風に笑って、あたしの質問に答えてくれた。
「別に立ち聞きしてたり、心の中を見たりなんてしないし、もちろん出来ないわ。
でもさ。
あたし、はるかと何年付き合ってると思ってんの?
はるかの考えてることぐらいお見通しよ。
それに、今までの状況から考えて、こうなることぐらい解ってたわ。
あたしだけじゃなくて、フェルミナさんも、クリスも、まあ、王子本人は除くとしても、解んなかったのは、はるかだけって事になるわね」
うっ。
皆わかってたなんてっ。
解ってなかったのはあたしだけって。
それじゃ、あたしって、すっごいニブかったって事?
あたしがそう言うと、

