「・・俺も伊達にパンくわえて数分走ってきたわけじゃぁねえ。だから分かるんだよ、こいつぁ、俺と共に数分を過ごしてきたパンじゃあねぇ・・あんたがくわえてるそのパン・・・俺の相棒(コッペパン)じゃあねぇか?」
なに言ってんだ俺。
「・・・・私もどうも口に馴染まないと思ってたのよ・・・私はね、常に数本コッペパンを持ち歩いているのだけれど、なぜかあなたがくわえてるそいつ(コッペパン)には運命を感じてね。わかるのよ・・・そのパンの味、食感、匂い・・今でもね。そいつは紛れもなく私の相棒(コッペパン)よ!」
ノッてきちゃったよこの人!?


