紗梨が、ステッキを伸ばした。
その瞬間、キラキラと輝く粉が出てきた。
「アビティンク・スリープ・メリー…」
と言うと、こっちに向かって粉をかけてきた。

「くさッッ!!おぇぇぇ!」
とてつもなく臭いニオイがするが、苦しいので息をしていたら、なんだか眠く…なって…き…た……

「ふふッ。眠そうね!
これで終わりよ!
チャーム・プロス……」
ステッキを振り落とそうとした手が止まった。

しーん…とする中で、周りの音を静かに聞いてみると…

ブブブブブブブブブブブブ……

バイブがなっている。

紗梨は顔を青ざめて、
「チャイナーズ・エレベストが始まる!!
勝負は終わり!また今度!じゃあ今度!」
と言うと、走りさってしまった。

一体…なんやねん!


紗梨ってアニメ好きだったのか?
知らなかったな…
覚えておこう。勝負で使ったるー!!(なぜか関西)