「卓磨……ニヤニヤやめろ。気持ち悪い」


「なっ!気持ち悪くなんかねぇよ!」


虎の宿題を見てあげていると、卓磨がメチャクチャ口元を緩めてずっとニヤニヤニヤニヤ。


いい加減呆れてツッコんでやったら、途端に怒り出した。


「いいや、気持ち悪いな」


「虎まで……!!お前等ウルセェよ!!」


卓磨が桐生とつき合い出して大分経ったけど、2人のラブラブっプリは衰える事を知らない。


卓磨のピアノが無い日は一緒に下校だってしているし、上手くいっている様だ。


『卓磨コノヤロ、抜け駆けしたなぁ!』


『チクショーーッ!』