で・も!!勇気が出ないぃ~~~~っ!!


「こういう時ってどうしたらいいんでしょう………」


恐る恐る尋ねてみるも、アイちゃんは“さぁね”としか答えてくれない。


「ファイト、小梅!きっと上手くいくから!」


「ううう…何だかお腹が痛いです」


「えっ、なぜに!?」


海ちゃんの励ましを受けつつ、コッソリ茶竹君を見つめてみた。


何だかんだ言って冬柴君の宿題を見てあげている優しさに、キュンとくる。


「ん、だからこうなるんだよ」


ねぇ、茶竹君。


いつか私がアナタの彼女になれる確率も……教えてくれますか?