いくら捨てられたとはいえ、
明確な理由もわかっていなかったし
初めて聞く実の母親の声。
少なからず彼氏は
喜びとか聞きたいこと話したいこと
沢山あったと思います。
生まれて初めて
実の母親の声を聞いたのですから
捨てられたとはいえ
子供であることは事実です。
でも、
初めて声を聞く実の母親から
告げられた言葉は
酷すぎるものでした。
「あんたなんか産まなきゃ良かった。
あんたがいなきゃ私は幸せだった。」
そう言われたのです。
彼氏の父親は
当時は組の頭の存在であり
別の家庭を持っていて
母親には捨てられ、
腹違いの子までいて。
その時彼氏は
言葉ではいい表せない程の
悲しみを感じたそうです。
本来なら
何かあっても必ず側にいて
愛してくれて味方でいてくれる
心の寄り所。
それが家族であって
本来なら生まれたときから
それがあり、そのなかで
当たり前のように過ごす。
これが
本来なら当たり前です。
でも彼氏は
生まれたときから
その当たり前でさえも
与えてはもらえなかったんです。

