恋愛コンプレックス



「中学の頃からずっと・・・好きでいてくれるんだよね」



南くんは力を少し弱めて、吐息混じりにそう言った。



「・・・っうん・・・」






改めて言われると、なんか照れる・・・な。










「・・・長谷川のことちゃんと整理できたら・・・だから・・・







それまで待ってね」







「・・・え?」






南くんは抱き締めるのをやめると、私と向き合って、柔らかく微笑んだ。






「そ、れって・・・」




「もうすぐ一時間目終わるぞ?行こっ」





南くんは手を差しのべてきた。






「・・・うんっ」




手をとって走り出すと






南くんのぬくもりを、胸いっぱいに感じたんだ。