┼ ┼ ┼
「うわぁ──・・・。綺麗・・・」
海をみて口から溢れた言葉がこれ。
なんともいう単純な言葉だが、本当にその通りだ。
エメラルドグリーンの海に、白い砂浜。
こういうの、自然が美しい。って言うんだろうな。
少し海から離れた場所にレジャーシートをしき、みんなは海に行く。
長谷川は・・・まだ来てないのか?
てゆうか、私どうしよう。
あんな見苦しい姿をみんなにさらすのか・・・。
でもパーカー脱がないと泳げないし。
「天瀬?」
「うわぁぁぁぁ!?」
声のする方に顔を向けると
長谷川がいた。
「お前は泳がないのかよ?」

