こんなバカやってると ポツポツと雨が降ってきた。 「あ、雨・・・」 これは放っておくとひどくなりそう。 「じゃあもう降りるぞ~!」 上がってきてからわずか二~三時間。 もう森林公園ともお別れだ。 みんなぞろぞろと下へ降りていく。 私も降りようとしたとき 「天瀬さん」 という声が聞こえた。 振り向くと、朝の女たち。 ・・・またなんか話しか? 手招きされて みんなとはだいぶ離れたところに着いた。 「・・・何?」