恋愛コンプレックス




────買い出し翌日



屋上で三人だけでお弁当を食べていると



「あのね、私、好きな人に告白しようと思うんだ。」



華恋が、真剣な顔で雫と私に教えてくれた。






こく、はく・・・?



って、長谷川に、だよな。





「い、いつ・・・?」


「今日の放課後」



嘘、だよな・・・


夢、だよな・・・








・・・今気づくとか。遅。




あと二時間たったら、華恋は長谷川に告白・・・。








本当。









気づくの遅い。

















長谷川が













好き────────。