恋愛コンプレックス



「ありえるんだよ~


ってことでがんばれ!」


「ちょ、雫~!?」


雫はペアの人と一緒に


買い出しに行ってしまった。




「じゃ、行こうか」


「・・・」




私は無言で歩き、店の中へと入っていく。



「お前さぁ、何俺のこと無視してんの?」


「営業スマイルがキモかったんで」


「チッ」



みんなの前ではなくなると、どうしてこうも態度が違うんだろう。




って、関係ない!






『恋だよ!』



うるさいっ!



恋なんてするわけない。



長谷川なんかに・・・






「おい、天瀬」



「え?」



ひょいっ