『最後の部活動は、アーチェリー部です!!』




入学式の次の日。


私を含む、新一年生は上級生と向かい合わせに座って部活動紹介を見ていた。


体育館にアーチェリー部の部員が駆け足で入ってくる。



『気をつけ、お願いします!』
『お願いします!』


部長らしい人が掛け声をかける。



そして10mぐらい先にある風船を矢を放って割っていた。



かっこいい…



私は思った。



この部活に入りたい。


少し日をおいて、
私はアーチェリー部に入部した。