そして、右手の指を3本立てた。


まさか・・・やっぱり・・・


「俺の3つ下だ!」

「・・・へ?」

思わず、気の抜けた声を出してしまった。


「?」


無邪気な笑顔をこちらに向けた。


そして・・・

何を思ったか、顔を近づけてきた。


「君・・・」


「な、なん・・・ですか?」


あー、割と顔整ってるなぁか思いながら私は彼を警戒した。


「綺麗・・・」


あまりにも、真剣な顔で言うもんだから私は驚いて言葉も出なかった。


ただただ、自分の頬が火照るのを感じた。