四時間目の終わりの
チャイムと同時に
私たちは走り出した…


「優莉いくよーっ!!」


「えぇ?どこにっ?!」


私の名前は 西田 優梨っ

高校1年生っ!


高校に入ってすぐに

仲良くなった同じクラスの

彩那が…

私の手をひいて走っている、


どこに向かってるんだろうなぁ?


なんて思いながら

片手にはハニートーストいわゆる
昼食をもって

素直に手をひかれてた。