助けて


ありさの腰を埋めた疾風は、



「このまま、居さしてくれないか」





と蹲ってなのかは、分からないが小言でキーが低く寂しそうな声で。




ありさは、聞きたそうだがぐっと堪えてるように上半身が小刻みに揺れてる。






ありさは、腰を捻らして右手で疾風の腰に手をあててゆっくり



とんとん



と優しく叩いた。