助けて





キモい男は、にゃぁっと不気味な笑みを浮かべて




「確かに頂きました」




と無印の紙袋を疾風にショーケースの上に手渡しをされた。




疾風は、一瞬、




ギロッ




と睨んで乱雑に置かれた気味の悪い店を小走りで去った。





出る際に周りを目玉を右往左往動かした。




人が居ないのを確認してブルーハワイの愛車が置いてる駐車場に向かった。





脇道から大通りに出るとき紙袋とは違う手にはめられてる腕時計を見た。