そんな事を思いながら部屋を出ようとドアを開けたら ガシッと早紀の手首が捕まれてドアで見えないが誰かの腕が見えた。 疾風だろうっと思いながらなんで、寝てないのよ。 寝てたらこの家から逃げれるのに ハンカチみたいなのを早紀の口元に当てられた。 頭がもうろうとしてくる。 目が霞んで意識が少しずつ消えて行った。 疾風だろうっと思いながら バターンと倒れた。