台所からトントンっと何かを切ってる音が聞こえて来る。 お味噌汁の暖かい匂いに香ばしい魚の焼けた匂いが疾風の鼻に匂いに ぐぅぅぅぅ ってお腹から鳴いている。 「ぉぉう……おはよう」 って言いながら疾風は、何故、ありさは、早く起きて料理をしてるのか? 昨日から様子がおかしい。 早紀ちゃんが居なくなってからありさは、不思議な雰囲気に包まれてる。