ピッピッ っと目覚ましが鳴って慌てて疾風の長い睫毛に小悪魔的な印象のある瞳を開けた。 すやすやと吐息をたてて寝てる筈のありさの吐息が聞こえない。 ありさが疾風より早く起きるなんて考えられない。 バタバタっとベットを叩いたがありさが居ない。 何故だぁ。 っとベットを下りて多少、寝癖のついた髪をしてパジャマ姿のまま、ドアを開けた。 すたすた っと音をたてて階段を降りた。