誰からだ。
携帯の画面を見たらミチローからだった。
良い所に電話やん。
「ミチロー。
お願いだ」
っと言ってるがミチローは、慌てた口調で疾風の会話を遮って
「如月さん家を陥れる方法があるんだが疾風の力を借りたいんだ。
如月さん家の花火沢銀行の融資を打ち切りにしてくれ。
資金は、300万でいいから。
疾風なら出来るだろう」
簡単に出来る問題ではない。
「ミチロー、俺家の早紀が居なくなったんだ。
何処に居るか調べてくれ」
っとミチローにお願いをした。
「多少の情報がないと分からない」
っとミチローは、言いだすから疾風は、持ってた携帯を肩と頬で挟んで、パソコンのスイッチを入れた。
プチ
っと電源が入ってメニューで盗聴したページを開けた。



