その日の夜、優にメールを送った。

"明日の放課後、裏庭で待ってるから来て"

「送信っと…」

何回別れを告げなきゃいけないんだろう……

何回泣かなきゃならないんだろう……

貴方は……優は……何回浮気したら気が済むの?

「早く…明日にならないかな…」

………ーーーーーーーーーーーーーーー

夢を見た…

暗闇の中にいる私…

「…ぁ……ぃな…」

誰かの声がする……

誰?

どんどん声が遠くなる…

違う

私が闇に飲み込まれて行く…

"お願い‼助けて‼誰か…!"

私の声は届かない…

そこで夢が覚めた…

「起きなきゃ…」

支度を終え家を出た

……?誰?

家の前に誰かがいる…

……ゆ…ぅ…?

「…ゆう?なんで、こんなと「俺は藍那と別れないから」

「え…?」

「俺は藍那のことまだ好きだから、絶対別れない」

「……無理。私は…優とは幸せになれない…」

「なん「他に好きな人がいるの‼」

「は?」

「私は もう優のこと…す…き……じゃ…ないよ…」

「でも‼」

「学校遅れちゃう…また放課後話そう」

私は、走って学校まで向かった…