「その反応だと違うんだ?ちゃんと言ってくれなきゃ困る」
言わなきゃなの?
でもそうしたらなんだか…
「言わないと…」
「わきゃぁぁぁ!!
言います言います言うので離れてくださいいいっ!」
キスでも出来るくらいの近さだったので思わず叫んでしまった…。
言いますって言ってしまった……。
「じゃあ、何?」
満足そうな顔でお尋ねになられる翔様。
私は根負けしてしまった。
「最近…疲れています。原因は……」
「原因は?」
私は、消え入りそうな声で
「翔……さ、まです」
と言った。
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