「今日は…どうなさるのですか?今からでも間に合うと思いますが…」
「いいよ。今日は休む」
そういって私がいるベッドに腰掛けた。
「最近さ、疲れてんじゃない?」
翔様は微笑みながら私に聞いた。
(あ、かっこいい……かも)
不覚にもそう思ってしまった。
「いえ、そんなこと…」
「あっもしかして原因、俺?」
はい、そうでございますとも。
それ以外何があるのですか。
分かっているならやめてください。
そう思っても言えないのがメイドの立場というものでして…
「そんなことは決して…」
結局、そうやって誤魔化す。だってそれがメイドだもの。てへぺろ←。
「じゃあ、いつも通りでいいよね悠ちゃん?」
「………えっ?」
控えるとかではなく、あくまでいつも通りなのですか?
「だって疲れてないんでしょ?俺のせいでもないんでしょ?」
「えっと…その……」
