廉に鼻をギュっとつままれて、そのまま数秒。



「ー………ッはぁ!!!」


そして窒息しそうになってるあたし。どうせ、こんなあたし見て面白かってるんでしょ!!



「お前、口で息しろよ」



あ、そうだった!鼻以外にも呼吸方法はあるんだったっけ?



「そんなに息できねぇんならさー…」




隣にいる廉がかすかに、ちょっとずつよってきてる。