「廉くん、何か用があるの?」


「あたしたちが聞いてあげよっか?」



ケバい先輩たちが俺にどんどん近寄ってくる。…、そういや。


アイツはどこにいるんだ?
…!!



ヤベぇ。もう一つ忘れてることがあったんだっけ。



「…廉、くん」