俺様男子の甘い誘惑





「…よし」


「…はぁ…はーぁ…はぁッ」



ちょっと息をきらしてるあたし。何でか分からないけど途中から廉は走り出すんだもん…。



「それにしても、何に急いでたのよ?疲れちゃったじゃんか~」


「…あぁ?そんなの時間帯で気づけよ。」


「えっ…?」



ずっと歩いたり走ったりしてて気づかなかったんだけど、周りにはすごい人が集まってた。