「…なんてね☆」


うつむいてる顔を上にあげ、廉の顔を見る。



「あぁ!?お前、何嘘ついてるわけ?」


「…いいじゃん」


「俺様に逆らうなんて100年早ぇ」



さすが俺様。

自分で俺様とか言っちゃってるからね!?


「……でも、マジじゃなくてよかった」



廉は静かにつぶやいたんだ。