「人の家の前で何をしてるんだ?」 「え?ここの家の方ですか?」 「そうだけど・・・」 男の子は私の事をじーっと見ている。 「わ…私、橘京香と言います!母からこの家に行くようにって言われて…」 「あ~もしかしてバイトの子?」 「そうです!アルバイトです!よろしくお願いします。」 そう言って私は頭を下げた。 カッコイイ男の人は門を開け 「どうぞ」 そう言って、中に入れてくれた。