「あ、嫌だった?
いやなら、いいけど…
でも、これ、俺の本当の気持ちだから。
いつでも、返事待ってるから。」
……………………あたしがさっきのさっきまで考えていたことだよね?
他の誰かを好きになりたいなって思ってた。
笠井くんなら、あたし、好きになれるかもしれない。秀夜を忘れられるかもしれない。
じゃぁ、返事待ってるから。ともう一度言って帰りそうになる笠井くんに、待って、と声をかける。
「待って、
あたしも………笠井くんと………
付き合いたいっ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…