しーん。

うん、正座してる足が痺れてきたんですけど、てか、誰か話そうよ!

こうなったのは、紛れもなく土方のせいだ。



土「こいつ、怪しいから持ってきた!
近藤さんっ!今から、仕事があるから頼んだ!そいつ、女だからって、手を抜くなよ!?」


そう言って、土方さんは、出て行った
近藤さんっていう人の方を見ると、真剣な……、いや、緊張してる?

もしかしてのもしかして、女に慣れていない?


いやいやいや、顔赤くしてこっち見るなって!
かわいいよ?かわいいけども!!


心で抱きつきたい衝動に駆られながらも、冷静さを保っていた。


零は、昔から可愛いものが好きで、百個のぬいぐるみを抱いて寝たいという夢を持つほど、可愛いものには目がないのだ。