?「おーい。起きろ。起きろつってんだろ!?」

叫び声が聞こえて、目を開けると、体格が良い、鬼の顔をした人がいた。



零「……。 誰?」

?「誰じゃねーよ!いつまで、寝てんだよ!? チッ、土方歳三だ。 てめぇは?」

聞いたことあるような…?まぁ、いっか。

零「……零…赤月 零」

土「さみぃのに、こんなところで寝るな!……ん?お前、怪しいな。ちょっと、来いよ」

黙って、ついていくことにした。
怪しくないよな?余程、お前の方が怪しいし、着物に刀とか…

零「刀!?」

土「うるせぇーな!なんか、文句あんのかよ!?」

…うん、とりあえず、無視しよう。

無視されたのをあまり気を留めずに
スタスタと零を引きずって行った。