呆気にとられる私を、

飯田先生、いや、

野獣と化した望は、

私を廊下に押し倒した。


・・・っておい!

・・・

何やっちゃってくれてんのよ?!

・・・

バタバタともがく私。

・・・

望はクスリと笑って、



「風呂上がりの女って、

色気ありますよね?」


と、耳元で囁いた。

・・・

一気に鳥肌の立つ私。

止めて!触るな!

触っていいのは、巧だけなんだから~!

・・・

私は必死に抵抗していた。