【続】意地悪なご主人様

・・・

オレは目を見開いた。

・・・

夏樹は他のお母さんと、

談笑中。

他の保護者達もそれぞれ・・・

・・・

今の言葉は、

オレにしか聞こえていない。

・・・

一気に頭に血が上る。

・・・

しかし、

こんな所でケンカするわけにもいかず…

震える手を、

何とか落ち着かせる。

・・・

それを見た飯田先生・・・いや、

飯田は、ニコッとし、

オレの横を通り過ぎた。

・・・

オレは思わず大きな溜息をつく。

・・・

夏樹の周りにいる男は、

あんな男ばかりか。

・・・ったく。

最悪だ。