【続】意地悪なご主人様

「遥斗君のお父さんですか?」

「・・・はい」


「初めまして、

担任の保育士。

飯田望と言います、よろしくお願いします」


「こちらこそ、遥斗がいつもお世話になって。

これからもよろしくお願いします」

・・・

お互い、笑顔で握手を交わす・・・?!

・・・

心なしか、

握手する手が、

痛いくらいに、捕まれた気が。

・・・

「・・・」

・・・

遥斗が持っていたタオルを下に落とした。

オレはそれを取ろうと、しゃがむ。

・・・

飯田先生もそれを取りに行く。





「遥斗君のお母さん、とっても綺麗な方ですよね。

…食べちゃいたいくらい」