・・・

後片付けをし、

行く準備が出来た俺たちは、

いざ、保育園へ…

・・・??

なんだか、やっぱり夏樹の様子がおかしい。

・・・

「夏樹、具合でも悪いのか?」

「ん?なんでです?」

「さっきからそわそわしてるから」

「・・・別に、何でもないですよ」


「・・・」


何でもないって顔じゃない。

・・・

保育園に着き、

教室に入ったオレは、

夏樹の落ち着かない行動の原因に気付かされる。

・・・

どうやらこいつが、

原因のようだ。

・・・

オレは遥斗を抱きしめたまま、

そいつを目で追っていた。