「オレの勘違いなんだ。

ただでさえ、一人で抱えてたのに、

苦しい思いをさせて悪かった。

・・・

俺達の赤ちゃんだろう?」


・・・

私は巧を見つめ、

頷いた。

・・・

「今まで一人で抱えてたぶん、

これからは、しっかりサポートするから」

・・・

そう言った巧は、

本当に優しい表情をしていた。