【続】意地悪なご主人様

大してお酒に強いわけじゃないのに、


飲み過ぎて、


酔ったりするから・・・


・・・

酔いが全く冷めない私の服を、

信也はゆっくりと脱がしていく。

私は必死で抵抗を試みるも、

景色はぼんやり、

抵抗する手にも、全く、

力が入らない。

・・・

「やめ・・て」

私は泣きながら、訴えた。

・・・

「夏樹が悪いんだ。

オレは別れたくないって言ったのに、

お前が別れようなんて言うから」

・・・

そう言った信也は、

顔を歪ませた。

・・・

パタン・・・

・・・

私は抵抗を止めた。