双子に恋した双子



なんだろう…。
この気持ち。

私の思い出の中の記憶にある“あの人”によく似てる。






どんな人だったかは覚えてない。




ただ一つ。

そう、ただ一つ覚えているのは“あの時”と同じように頭を撫でてくれたこと。









その手の温(ヌク)もりがとても似ていて。






忘れたくても忘れられない、

















私の初恋の人―――…