パチっ


一人の男の子と目が合った。


「あっ、俺は咲々桃也(ささ とうや)…
よろしく。」


薄い茶色の男の子
の横にいる子は…

「鳴海蓮(なるみ れん)…」


無言の沈黙が続いた…

みんな、学ランを着崩して
腰パン、ベルトは皮…


俗にゆう、チャラい人達。


「あのさー
菓子と茶ある?五人分だしてくれん?」


『うん。紅茶とクッキーでいい?さっき焼いたから・・・』


「おう!なんでもオッケー!っじゃ!よろしくー。」


タッタッタッ・・・


五人は階段を上って二階に消えた。


めずらしい・・・お兄ちゃんが自分でかばん持ってた・・・。


って違ーう!  1人でボケながら紅茶とクッキーを持ってお兄ちゃんの部屋へ行った。