キーンコーンカーンコーン。


チャイムがなり、昼休みが終った


花鈴ちゃんの様子が気になり、授業にでてみたが

五眼、六限とも花鈴ちゃんは、教室にいなかった。


五、六限が終わり

俺の教室には、


蓮(れん)と、帝千(たいち)が

「帰ろーぜー。」


と叫んでいる


「おう…」


と俺は返事を返した。


それでも、花鈴ちゃんが心配で、頭から離れなかった。


「今日、どこいくー?」


「どこでも、いいんじゃねぇー?」


そんな会話が続く。