桃也side


俺はサッカー中、用があるのを思い出して、校舎裏を通ろうとしていた。


「マジでキモイしー!」


ドンっ!


叶の妹がいじめられてるところを見てしまった。


花鈴ちゃん?は、泣かないし、


言いかえさない。


一人の女子が、こっちに気付いたようで逃げて行った。


花鈴ちゃんも、走って行ってしまった。


俺は用を忘れてみんなのところに戻った

大丈夫か?あいつ…

花鈴ちゃんとは、多分クラスが同じだ。


授業をサボってばっかの俺は、教室にあまりいない…


叶の妹って事を知ったのも最近だったしな。


そんな花鈴を俺は心配していた。