「ふぁぁ、、、。」

今日も、朝までサッカーの試合見てもーたから寝不足気味。

「おはよっ!」

でも、学校では明るくみせる。

現在高校3年生。

「おうっ!おはよ、ヒナッ!」

「はよ、」

俺の名前は坂中雛乃(さかなかひなの)。

「おはよう、ひー君。」

「おうっ。」

そして、この子の名前は平田麗(ひらたうらら)。

俺のサッカーしてる姿見て、平田もサッカー部に入ったんやて。

俺に憧れてたらしいけどもうこんな足じゃやりたくてもできんな、、、。

こうみえても、将来有望って言われてて全国で有名なサッカーチームにもスカウトされててんで?

もし、まだサッカーの出来る足やったら、、、。

そう言って少し感傷に浸る。

アカンアカンッ!

明るく居らな!

「ひー君、明日サッカーの試合なんだ!来てくれる?」

「おん、ええよっ!」

平田とは、去年も同じクラスやった。

やから、仲はまぁまぁええと思う。

平田はサッカーに対してはまだまだ初心者。だからアドバイスしてやってる。

「ひー君、私絶対にオリンピックに出るんだ!」

これが平田の口癖。

俺が叶えられんかった夢。

平田やったら叶えられる?、、、叶えてくれ。平田。










平田は俺の希望や。

やから、、、いつか出てほしい。オリンピックに。

何があっても俺が支えるから。